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「むし学」

2012/06/11 20:10 に Takashi Matsuo が投稿   [ 2012/06/25 18:25 に更新しました ]
 研究室のOBである青木淳一先生の近著「むし学」を読ませていただきました。
 主に生理学を中心に研究していた当時の害虫学研究室にあってダニの分類学で学位をとられた青木先生だけあり、本書の内容も「むし」の採集と分類に焦点が当たっています。しかしそういった「入門書」としての部分もさることながら、各所にちりばめられた(あるいは最後の二章「虫学者列伝」「海外虫紀行」にまとめられた)青木先生の個人的体験に基づく逸話の数々が大変興味深いです。また、目ごとに(甲虫は科ごとに)日本における分類学的研究の状況をまとめられた「表5.日本産の虫の種類数と研究状況」が他では見ることのできないユニークなもので、貴重です。

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