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闘争行動と求愛行動の進化

担当 東京大学 農学部 (大学院 農学生命科学研究科) 応用昆虫学研究室 准教授 松尾隆嗣
キイロショウジョウバエの近縁種テナガショウジョウバエ (Drosophila prolongata)を対象にオス特異的な形態と闘争・求愛行動の進化を研究しています。行動生態学的な解析によりテナガショウジョウバエの興味深い特性を明らかにしつつ、遺伝学的なアプローチにより分子レベルから適応的な行動の進化を説明することを目指しています。





トピックス

  • Journal of Ethology 2018 Editor's choice Journal of Ethology誌の2018年第1号に載った論文が、2018 Editor's choice paperに選ばれ、Open Access権を付与していただけることになりました。2014年の瀬戸口さんの論文に続いて2回目であり、2018年の表紙にも採用してもらっていて、大変光栄に思っています。この学会誌の「仮説検証型の方法論に限定せず、新たな発見の礎となる観察記載型の論文も採用する」という方針はとても貴重なもので、「それ自体はセンセーショナルでなくとも、次の研究を支えることのできるしっかりした研究には存在意義がある」と考える私にとっては共鳴するものがあります。実際、そのような論文は何度も引用することになり ...
    投稿: 2019/01/30 18:08、Takashi Matsuo
  • 再交尾時における求愛行動の意義に関する論文が公開 嶺川君が筆頭著者の論文がAnimal Behaviour誌に公開されました。The adaptive role of a species-specific courtship behaviour in coping with remating suppression of mated femalesKazuyoshi Minekawa, Takahisa Miyatake, Yukio Ishikawa, Takashi MatsuoAnimal Behaviour 140 ...
    投稿: 2018/05/15 0:32、Takashi Matsuo
  • テナガショウジョウバエで遺伝子導入を実現した論文が公開 工藤さんが筆頭著者の論文がGenes & Genetic Systems誌に掲載されました。piggyBac- and phiC31 integrase-mediated transgenesis in Drosophila prolongataAyumi Kudo, Takeshi Awasaki, Yukio Ishikawa, Takashi MatsuoGenes & Genetic Systems 92(6): 277-285(Open Access)この論文では ...
    投稿: 2018/05/14 19:57、Takashi Matsuo
  • テナガショウジョウバエが表紙に ”Journal of Ethology"誌の2018年のcover photoに採用されました。オスの求愛行動の一場面なのですが、動作自体はグルーミングのようでもあります。一応”elbow rubbing"と名付けてはいますが、果たしてこれはディスプレイとしてメスに対する効果があるのか?そうだとすればグルーミングが求愛行動に転用された、つまり行動におけるco-optionの良い例となるはずですが・・・
    投稿: 2018/01/03 19:35、Takashi Matsuo
  • 求愛行動の発達に関する論文が公開 昆虫の行動は、成虫に羽化した時点で完成しているのでしょうか?いくつかの例で、羽化後の時間経過に伴って行動が変化することが知られています。例えば、社会性昆虫のワーカーでは日齢に応じた分業(若いうちは巣の中で働くが齢が進むと外に出る)が報告されています。テナガショウジョウバエの求愛行動は"leg vibration"という複雑な動きを含んでいます。羽化したての若い成虫でもleg vibrationをこなせるのでしょうか、それともある程度成熟しないと行えないのでしょうか?調べてみたところ、羽化後1週間ほどたった成熟した成虫はleg vibrationを伴う丁寧な求愛を行ってから交尾を試みるのに対して、若い成虫はleg ...
    投稿: 2019/01/30 17:49、Takashi Matsuo
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