高温耐性に関する論文が公開

2017/02/01 18:23 に Takashi Matsuo が投稿
等さんが筆頭著者の論文がApplied Entomology and Zoology誌に掲載されました。

Intraspecific variation in heat tolerance of Drosophila prolongata (Diptera: Drosophilidae)
Yurika Hitoshi, Yukio Ishikawa, and Takashi Matsuo

実はテナガショウジョウバエは一般的な室温(25度)では飼育することができません。発生異常を起こして死んでしまうのです。

この論文では、
1.蛹の期間が最も影響を受けやすいこと、
2.オスの方が高温に弱く、そのため性比がメスに偏ること、
3.系統間で高温耐性に違いがあること、
を明らかにしました。成虫の体がかたち作られる蛹の期間が特に高温に弱いことや、特殊な形態を持つオスの方がよりシビアに影響を受けることは、形態形成プロセスの進化と引き換えに高温耐性の低下が起こったことを意味しているのでしょうか。

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