単位
単位の入力で誤りが一番多いのはなんといっても°Cでしょう。英語論文で、和文の2バイト文字(℃)を使うのは厳禁です。文字化けするだけです。
1) °C は、2文字です。読みは degree(s) Celsius です。
° だけで1文字で、他との組合せでいろいろな意味で使われます。
たとえば、°N は北緯ですね。
入力方法は、いくつかありますが、キーボードから直接打つなら、Alt 0176
すなわち、Alt キーを押しながら0176 と打ってください。
2)原則として数字と単位の間にはスペースを1つ入れるのですが、°Cは例外で数字と°Cの間にスペースは入れません。
たとえば50度は、50°Cです。
このほかライフサイエンスで頻繁に使う単位で例外が適用されるのは、% と‰ くらいです。
抽象文字を単位として使っている場合は空白を入れず、省略形を単位として使っている(大部分の)場合は空白を1つ入れます。たとえば、cm という単位は、centimeter の略ですね。
まあ、こんなことを覚える必要はなく、「°と % と ‰ は数字とくっつけて書く」とだけ覚えてください。